2008年12月16日

●『生命の樹』の基本構造を知る(EJ第1856号)

 「生命の樹」――単なる抽象論ではないのです。その基本構造
を示す具体的な図があるのです。添付ファイルをご覧ください。
 まず、次の3つの柱があります。これについては、昨日のEJ
で既にご紹介しましたが、再現しておきます。
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           1.慈悲の柱
           2.均衡の柱
           3.峻厳の柱
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 続いて、10個の「セフィロト」というものがあります。「生
命の樹」は、この10個のセフィロトによって構成されているの
で、sephirothic tree ともいわれるのです。
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   1.「ケテル」    ・・・ 王冠 Kether
   2.「コクマー」   ・・・ 智恵 Cochma
   3.「ビナー」    ・・・ 理解 Binah
   4.「ケセド」    ・・・ 慈悲 Chesed
   5.「ケプラー」   ・・・ 神々しい力 Geburah
   6.「ティファレト」 ・・・ 美  Tiphereth
   7.「ネツァク」   ・・・ 永遠 Netzach
   8.「ホド」     ・・・ 威厳 Hod
   9.「イエソド」   ・・・ 基礎 Iesod
  10.「マルクト」   ・・・ 王国 Malchut
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 実は、これら10個のセフィロトの外に、もうひとつ、「ダア
ト」という不可視のセフィロトがあるのです。この「ダアト」の
目的については、すべてのセフィロトについてしっかりとした知
識を持っている者に対してのみ伝えられたといわれています。
 「ダアト」については、次の記述があります。
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 「ダアト」の非セフィラーは目には見えないが、この世界を越
 えたところから「知識」を伝える声である
      ――ゼヴ・ベン・シモン・ハレヴィ著/大沼忠弘訳
             『ユダヤの秘儀/カバラの象徴学』
                         平凡社刊
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 続いて、セフィロトとセフィロトを結ぶパス――小道――があ
ります。これは22種類あり、すべて名前が付いているのです。
資料として使えるので、すべて出しておきます。
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    1.アレフ  (ケテル → コクマー)
    2.ベート  (ケテル → ビナー)
    3.ギーメル (ケテル → ティファレト)
    4.ダレット (コクマ → ビナー)
    5.ヘー   (コクマー → ティファレト)
    6.ヴァヴ  (コクマ → ケセド)
    7.ザイン  (ビナー → ティファレト)
    8.ヘット  (ビナー → ゲブラー)
    9.テット  (ケセド → ゲブラー)
   10.ヨッド  (ケセド → ティファレト)
   11.カフ   (ケセド → ネツァク)
   12.ラメド  (ゲブラー → ティファレト)
   13.メム   (ゲブラー → ホド)
   14.ヌン   (ティファレト → ネツァク)
   15.サメフ  (ティファレト → イェソド)
   16.アイン  (ティファレト → ホド)
   17.ペー   (ネツァク → ホド)
   18.ツァディー(ネツァク → イェソド)
   19.コフ   (ネツァク → マルクト)
   20.レーシュ (ホド → イェソド)
   21.シン   (ホド → マルクト)
   22.タヴ   (イェソド → マルクト)
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 「生命の樹」をよく見ると、3つのセフィロトとパスで作る三
角形が3つあることがわかります。それによって、3つの世界が
生まれるのです。
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     @――A――B ・・・ 至高世界
     C――D――E ・・・ 中高世界
     F――G――H ・・・ 下層世界
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 この3つの世界――実に奥が深いのです。ここまで述べてきた
ことと関連付づけると、ギザの第1ピラミッドの内部構造はその
ままこの3つの世界に当てはまるのです。
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    地下の間 ・・・ 星 の栄光 → 下層世界
    女王の間 ・・・ 月 の栄光 → 中高世界
    王 の間 ・・・ 太陽の栄光 → 至高世界
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 さらに、王の間の奇妙な石積み造作にも留意する必要がありま
す。EJ第1853号の添付ファイルを参照していただくとわか
るように、その構造は4枚の板石を6個の石で支える全部で10
個の石による構造物であり、それに床石の1個を加えると、全部
で11個の石が使われています。そして天井はというと、支え石
がなく、下と隔離された三角形構造をしているのです。
 つまり、この構造物はカッパーラの「生命の樹」をあらわして
いるのです。石の数が11個であり、「ダアト」を入れれば「生
命の樹」の11個のセフィロトと石の数がぴったり一致するから
です。3大ピラミッドは、カッパーラの奥義がこめられている建
造物なのです。     ・・・[秘密結社の謎を探る/30]


≪画像および関連情報≫
 ・鏡餅には「生命の樹」が隠されている
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  鏡餅をカッバーラの奥義「生命の樹」と見立てる。すると、
  鏡餅の上下三段構造はそのまま「生命の樹」の三栄光に対応
  する。すなわち、下から下層世界=星の栄光、中高世界=月
  の栄光、そして至高世界=太陽の栄光だ。つまり、一番上の
  ミカンは、太陽の栄光を象徴していることになる。オレンジ
  色のミカンは、そのまま太陽の色。丸い形は、そのまま太陽
  の球体を表現しているとは考えられないだろうか。もし、そ
  うなら2枚の丸い餅と1個のミカンは、全部で3つの太陽を
  示しているともいえる。太陽は光であり、光の神、すなわち
  絶対神の象徴だ。よって、鏡餅は太陽三神、すなわち御父と
  御子と聖霊を示唆していたのである。
          http://www.kitombo.com/mikami/0120.html
  ―――――――――――――――――――――――――――

「生命の樹」の基本構造.jpg


posted by 管理者 at 05:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 秘密結社の謎を探る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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