2008年12月05日

●エジプトとフリーメーソンの関係(EJ第1849号)

 上エジプトのナグ・ハマディから発見された13巻から成る文
書/ナグ・ハマディ文書――そこに記述されている初期キリスト
教の考え方と、フリーメーソンのそれとは一致することがきわめ
て多いのです。どうやら、エジプトとフリーメーソンとは深い関
係があるようなのです。
 自由な石工/フリーメーソン――「フリー」については、何ら
かの義務を免除されたという意味であることは既に述べましたが
「メーソン」とは何でしょうか。
 「メーソン」とは、文字通りに訳せば「石工」のことです。つ
まり、フリーメーソンとは「何らかの義務が免除された石工」の
ことであり、フリーメーソンリーとは、そういう石工たちの結社
――グループというか、組合というか、そういう組織を意味して
います。
 日本で「石工」というと、墓石などを彫っている職人をどうし
ても想像してしまいます。しかし、1700年代のヨーロッパに
おいては、石の職人というと、少し違うイメージになるのです。
この点に関しフリーメーソンの研究家で、作家の加治将一氏――
『石の扉』の著者は、自著の中でヨーロッパと石の関係について
次のように述べています。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 ヨーロッパの町並みを思い出してみてください。都市は、石で
 埋め尽くされています。荘厳な聖堂、途方もなく巨大な城、華
 麗な教会、そして美しくつらなる家並。それら建物はもちろん
 のこと、道路、橋、水道というインフラまでも、すべて石で出
 来ているのです。まさに石こそ国家の要、石こそ国の最重要素
 材でした。石工がいなくなれば、城壁ひとつ作れないのですか
 ら、石工の「マスター」(親方)は最重要人物ということにな
 ります。――加治将一著、『石の扉/フリーメーソンで読み解
                  く歴史』より。新潮社刊
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 ここで「石工のマスター」という言葉が出てきますが、「マス
ター」は単なる現場監督ではないのです。当時は石を運ぶ車両も
現代のようなものはないし、石を積み上げるクレーンなどの機械
ももちろんなかったので、人力が中心となります。
 人力を効果的に使うには、そのグループが上からの指揮命令系
統で動く組織――ギルド的組織になっている必要があります。そ
のためにはその組織の上の立つ人は、強大な権限を有するリーダ
ーシップのある人物でなければならないわけです。とくに城壁な
どを作る場合は、軍事の知識や能力にも長けている経験のある人
物である必要があります。
 また、現代のようにコンピュータはもちろん、クレーンなどの
建築機械のない時代にあって、巨大な石を正確無比にしかも高く
積み上げるためには、それこそ精密な構造計算などの高等数学が
自在にこなせる人物でなければならないわけです。そういう人が
ここでいうフリーメーソンの「グランドマスター」ということに
なるのです。
 どうでしょうか。「石工」のイメージが相当変わったのではな
いでしょうか。
 フリーメーソンのロッジ(集会所)のグランドマスターという
のは、城をはじめとする巨大な建造物の建築計画――つまり、巨
大な国家プロジェクトを担える人物、すなわち、ひとつの国家の
王か、現在でいえば一国の首相クラスの人材である必要がありま
す。したがって、フリーメーソンの初代のグランドマスターがソ
ロモン王であるといわれるのは、その真偽は別としてそう荒唐無
稽なことではないのです。
 ある建造物のプロジェクトは、そのつど石工たちを募集し、終
了すると解散するのです。石工の中には腕のよい人も、中ぐらい
の人も、ローレベルの人もいます。建築を計画を推進する側とし
ては、人の募集に際して石工の技術の熟達度を知りたいと考える
のは当然です。そのため、あらかじめ資格試験を行い、技量のラ
ンクを付けておこうということになったのです。それが「ブルー
・ロッジ」いわれる3ランクと結びついてくるのです。
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 ≪ブルー・ロッジ≫
  第1段階:エンタード・アプランティス ・・・ 徒弟
  第2段階:フェロー・クラフト ・・・・・・・ 職人
  第3段階:マスター ・・・・・・・・・・・・ 親方
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 フリーメーソンにおいて何よりも特徴的なのは、上記の位階制
度です。位階制度は、フリーメーソン各派によっても、また時代
によってもさまざまに変化していますが、その基本をなすものは
『徒弟』『職人』『親方』という3位階なのです。
 この位階を石工職人の技能的な段階と考える見方と、それを人
間の霊的進化の過程をあらわす象徴的な位階とみなす考える方が
あります。
 技能的な段階と考える見方に立つと、フリーメーソンに加入す
ると、まず『徒弟』の位階に属し、7年の研鑽を積んで『職人』
の位階に達し、さらに7年を経て、そして最後に『親方』の位階
に進んで行くとしています。
 現在米国で主流となっている考え方は「スコティッシュ・ライ
ト」といって、『徒弟』『職人』『親方』という3位階の上にさ
らに30位階を設ける考え方です。合計33という数字は、キリ
ストの生涯と一致するのです。
 それからもうひとつ、33という数字はソロモンの神殿に関係
するのです。ソロモン神殿は建設以来33年、ヤハウェの神殿と
して輝き続け、その後破壊されているからです。33位階につい
ては後で説明する機会があります。
 このように考えると、エジプトのピラミッドの建設にはフリー
メーソンが関与しているのではないかと誰でも思います。明日は
そのことについて考えます。・・[秘密結社の謎を探る/23]


≪画像および関連情報≫
 ・フリーメーソン・ペンダント
  23万円もするフリーメーソン・ペンダントがある。この他
  にフリーメーソン時計というのもあり、フリーメーソングッ
  ズはかなり多いのです。ところで、映画「ダヴィンチ・コー
  ド」でも、アクセサリーではないが、リー・ティービングが
  聖杯のありかを示すキー・ストーンを持っていたが、あれは
  何だったのか。しかし、このペンダントは凝っている。次の
  アドレスをクリックして、説明を読んでみてはどうか。
  ―――――――――――――――――――――――――――
   http://www.s-russia.co.jp/catalog-p/maso-s-1.html
  ―――――――――――――――――――――――――――

ペンダント.jpg


posted by 管理者 at 03:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 秘密結社の謎を探る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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