2008年11月14日

●米国の陰の政府/ロックフェラー(EJ第1835号)

 一般的にロックフェラーと聞いて何を連想するでしょうか。
 おそらく日本人は「世界一の石油王」、「世界一の大金持ち」
それから「慈善家」というところでしょうか。また、ニューヨー
クの国連ビルを連想する人もいるかも知れません。確かにニュー
ヨークの国連ビルの敷地は間違いなくロックフェラー家が国に寄
付したものだからです。
 しかし、ここまで見てきたように、ロックフェラーには別の顔
があり、ヨーロッパを支配しているとされる英ロスチャイルドと
並ぶ大財閥として、米国の政治や経済などを仕切っている「陰の
政府」のような存在なのです。
 ロックフェーに関してはさまざまな本が出ていますが、大変参
考になった本のひとつに次の本があります。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 E・M・ジョセフソン著、馬野周二監訳
 『ロックフェラーがアメリカ経済をダメにした』/徳間書店
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 著者のE・M・ジョセフソン氏は、ニューヨーク市の内科の開
業医なのですが、政界に詳しく、テレビキャスターやコラムニス
トとして、上下両院でも爆弾質問を行うなど活躍をした人です。
 既に1975年に亡くなっていますが、米国政府の真相を暴く
書籍を7冊も書くなど、米国の政治に大きな影響を与えた人物で
あるといえます。
 同書の監訳者の馬野周二氏は通産省の技官を経て、ニューヨー
ク工科大学の教授も勤めた人です。米国政府の技術開発に携わっ
た経験から、技術者としての見地で米国政治とビジネスの実態を
知る機会があり、帰国後に米国の政治・経済・歴史の再構築に取
り組み、多くの著書を出版しています。
 馬野氏は単なる同書の翻訳者ではなく、同書の冒頭に「はじめ
に」という章を設けて、馬野氏自身の意見を述べているのですが
この部分が大変興味深いのです。
 「人民の、人民による、人民のための政治」――米国の建国の
精神であり、現在米国はそれを世界中に輸出しているといってい
ますが、ジョセフソンは米国の実体はそのようなものではなく、
次のようなものであるといっているのです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  米国の実体は少数の支配家系による強固な独裁政治である
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 つまり、今までの米国の大統領の大部分が血脈上つながってお
り、東部エスタブリッシュメントを形成しているのです。血脈が
つながっていれば一族のようなものであり、一体となって支える
ことによって米国を支配できるのです。
 しかし、米国国土の中西部や西部、南部が開拓されるにつれて
血脈がつながっていない者もホワイトハウスの主になる者も出て
くることになります。例えば、ニクソンやレーガンは西部、カー
ターやクリントンは南部の出身であり、血脈はつながっていない
のです。
 こういう場合は、勝手なことをさせないように政権にスタッフ
を送り込み、国家運営の実権を握ってしまうのです。このことは
カーター政権やクリントン政権のケースでも分析した通りです。
もし、彼らが勝手なことをしようとすると、間違いなく失脚させ
られるか、命を奪われることもあるのです。
 彼らの傀儡であったとみられる32代米大統領――フランクリ
ン・D・ルーズベルトは、米国史上唯一四選された大統領ですが
彼は政治生活を総括して、次のような意味深なことばを残してい
るのです。
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 政治・経済のことについては偶然に起こることは一つもない。
 偶然に起こったように見えても、それはそうなるように図られ
 ていたのだと結論づけてもいい。
            ――フランクリン・D・ルーズベルト
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 ところで「陰の政府」といわれるロックフェラー財閥が管理す
る財産は、どのくらいあるのでしょうか。
 ロックフェラー財閥が管理する財産は、6400億ドル、多国
籍企業200社支配、米国の10大メーカーのうち6社、10大
保険会社のうち6社、富は全米国民総生産の50%を超えるとい
われます。
 イスラエル・ユダヤとの関係では、ロスチャイルド財閥が「シ
オニズム」――イスラエル建国を支持してバック・アップしてい
るのに対して、ロックフェラー財閥は、どちらかというとアンチ
・シオニストの傾向が強いということは既に述べた通りです。こ
れらの超巨大財閥が世界各地で激突しつつ、覇権を争っていると
いわれます。
 一般的に世界経済を牛耳っているのは、ロックフェラー財閥を
含めて次の7つの財閥であるといわれます。
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   1.ロックフェラー財閥   5.モルガン財閥
   2.ロスチャイルド財閥   6.ベクテル財閥
   3.サッスーン財閥     7.ザハロフ財閥
   4.クーン・ロエブ財閥
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 ロックフェラーはもともとはWASPであり、ユダヤ系ではな
いのですが、ユダヤ財閥と緊密な関係ができるなかで融合し、ユ
ダヤ化しています。ユダヤ系財閥の中心はもちろんロスチャイル
ド財閥です。
 サッスーン財閥はロスチャイルドの支家の一つで、中国・上海
を本拠地にしています。クーン・ロエブ財閥はロスチャイルド財
閥の米国支店、モルガン財閥はウォール街を本拠地として金融業
で成功、ベクテルとザハロフは軍需財閥で、ユダヤと米国の軍事
支配の先兵です。    ・・・[秘密結社の謎を探す/09]


≪画像および関連情報≫
 ・フランクリン・D・ルーズベルト
  ルーズベルトはその任期中に世界恐慌と第2次世界大戦を経
  験し、20世紀における中心人物のうちの一人であった。ル
  ーズベルトのリーダーシップはアメリカ合衆国を世界恐慌か
  ら回復させ、第2次世界大戦までの世界構造の中で枢軸国に
  対する「民主主義の兵器廠」に発展させた。しかしながら、
  スターリンに対する微妙な姿勢は後の歴史家によって批判の
  対象となった。彼の平和に対する国際組織の展望は死後に国
  際連合として結実した。       ――ウィキペディア

フランクリン・D・ルーズベルト.jpg


posted by 管理者 at 04:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 秘密結社の謎を探る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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