2008年11月05日

●世界を支配する2大財閥(EJ第1828号)

 世の中には闇の勢力があって、それが世界を牛耳っているとい
われます。闇の勢力などというと、いかにもおどろおどろしいで
すが、世界が数少ないグループというか、財閥というか、シンク
タンクというか、そういう集団によって影響を与えられているこ
とは間違いのないことです。
 世界情勢を分析するとき、次の考え方に立つことが必要である
といえます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  世界情勢は力のある企業グループ(財閥)の闘争である
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 そうであるとしたら、その「力のある企業グループ(財閥)」
の実体は何でしょうか。それは次の2つのグループであるといっ
てよいと思います。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
        1.米ロックフェラー財閥
        2.英ロスチャイルド財閥
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 米ロックフェラー財閥が代表しているのは、米国の保守本流系
の財閥です。保守本流とは、人種・宗教的な観点に立って考える
と「WASP/ワスプ」的な財閥である――そのようにいってよ
いと思います。
 それでは、「WASP/ワスプ」とは何でしょうか。
 WASPとは次の言葉の頭文字です。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 W  ・・・ White    ・・ 白人
 AS ・・・ Angro Saxon ・・ アングロ・サクソン系
 P  ・・・ Protestant  ・・ 新教徒
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 アングロ・サクソン系とは、5世紀ごろ民族大移動でドイツの
北西部からグレートブリテン島に移住したアングル人とサクソン
人の総称であり、現在のイギリス国民およびイギリス系の人々や
その子孫を指しています。つまり、英国から植民地の米国に移民
してきて、今日の米国人の基礎を作った人々のことです。
 プロテスタントとは、宗教改革活動を始めとして、カトリック
教会から分離し、とくに福音主義を理念とするキリスト教諸派の
総称です。
 ちなみに、現在のキリスト教の女性観は一部教派を除き、基本
的には男女平等ですが、カトリックは男女ともに不完全で、合わ
せて十全になるものとし、プロテスタントは、男女それぞれが、
完全な人格として女性の独立を前提とする傾向があります。
 このような米国の保守本流の財界で、最も力があり、かつ著名
な財閥がロックフェラー財閥なのです。特徴としては、南ドイツ
系ですが、ユダヤ人ではなく、プロテスタントであり、カトリッ
クではないのです。ちなみに、大統領を出したルーズベルト家は
南ドイツ出身のプロテスタントのファミリーなのです。
 このロックフェラーに対抗しているのは、ユダヤ系のロスチャ
イルド財閥です。ロスチャイルドは、ドイツのフランクフルト出
身のユダヤ財閥ですが、その中にあって一番力が強いのは英国の
ロスチャイルド家なのです。
 ロスチャイルド財閥は、シオニスト系財閥の代表というべき存
在です。ここで知っておくべきことがあります。それは、「シオ
ニズム」と「シオニスト」という言葉の意味です。
 「シオニズム」――これは、ユダヤ人の間に起きた祖国「イス
ラエル」建国運動のことなのです。1948年にイスラエルは、
建国されていますが、その後はイスラエルを拡張し、アラブ諸国
に対して強硬主義を取ることを支持する主義をシオニズムといい
それを行う人をシオニストというのです。
 注意すべきことは、すべてのユダヤ人イコールシオニストでは
ないということです。ワーバーグ家というドイツ系のユダヤ財閥
は、少なくともその初代においてはシオニズムには反対であり、
ロスチャイルドと対立していたのです。その一方で、米国の財閥
の中には、人種的にはユダヤ系でなくても、ロスチャイルド財閥
と連携する財閥も出てきたのです。
 このように米国の企業は、ロックフェラー系とロスチャイルド
系に大別できるのですが、米国の企業と付き合うときはこのこと
に十分に留意する必要があるのです。その教訓ともいうべき事例
があります。
 それは、1985年9月のNTTインターナショナルとAT&
Tとの包括業務提携の締結です。当時のNTT社長は真藤恒氏で
すが、結果は大失敗だったのです。それは、NTTが、AT&T
との提携を1987年秋の契約更改時に契約解消しているからで
す。それは、アラブ諸国からNTTインターナショナルが取引拒
否を受けたのが原因です。
 このことを理解するには、米国の情報通信産業の所属財閥につ
いて知る必要があります。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
   ロックフェラー財閥系  ロスチャイルド財閥系
          IBM        AT&T
          MCI         NCR
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 これを見れば明らかなように、AT&Tはロスチャイルド系、
すなわち、シオニスト系企業だったのです。これでは、アラブ系
企業がボイコットしてくるのは当然のことです。実は、1984
年のレーガン政権の時代に、AT&Tの分割が決定されたのです
が、それがこれから爆発的発展が期待される情報通信事業の主導
権をシオニスト系企業には絶対に渡さないようにする米国保守本
流の戦略の一環だったのです。
 そんなことも知らないで、こともあろうにシオニスト系企業と
包括業務提携を締結した真藤NTTは、戦略的な大失敗を冒して
しまったのです。    ・・・[秘密結社の謎を探る/02]


≪画像および関連情報≫
 ・ジョン・ロックフェラー(1839〜1937)
  ―――――――――――――――――――――――――――
  実業家、ロックフェラー財閥の創始者。ニューヨーク州生ま
  れ。農産物の仲買人から未開な分野だった石油精製に目をつ
  け、1882年スタンダード石油トラストを創設。全米精油
  業の95%を支配し、「石油王」と呼ばれ、企業合同の先駆
  者となる。金融、鉄道に事業を拡大し、業界に君臨したが、
  1911年引退。シカゴ大学や財団の設立など、晩年は慈善
  事業で余生を送った。
  ―――――――――――――――――――――――――――

米国の二大財閥グループ.jpg


posted by 管理者 at 03:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 秘密結社の謎を探る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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