2008年08月05日

●NASAは人面岩に関心を持っている(EJ第1542号)


 「光と影のいたずら」といい続けている火星シドニア地区のモ
ニュメントに関して、実はNASAは重大なる関心を寄せている
と考えられます。そのため、マーズ・パスファインダーの着陸地
点をアレス峡谷ではなく、シドニア地区に変更したことは、ホー
グランドの指摘の通りであると思われるのです。
 しかし、火星探査機のフォローは、逐一米国パサディナにある
JPLで行っており、進路変更などすればすぐにわかってしまう
はずです。前回述べたように、JPLは必ずしもNASAのいう
通りにならないからです。これに対してホーグランドは、次のよ
うにいっているのです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  6月24日から25日にかけて、ロシアの宇宙船ミールに給
 油船が衝突するという事故が起きたが、この事故の第1報が入
 ったとき、人々の関心は一瞬だが、パスファインダーから離れ
 たのです。そのスキを狙って、シドニア地区降下のための進路
 変更が行われたのだ。    ――リチャード・ホーグランド
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 ホーグランドによると、NASAはJPLのほかにもうひとつ
の秘密のコントロールセンターを持っており、それはテキサス州
ダラスにあるといっています。その施設は工場地帯の一角にある
としていますが、正確な場所は特定されていません。
 つまり、探査機を追い、その情報を受ける真のコントロールセ
ンターはダラスの施設で行い、そこからニセの情報がパサディナ
のJPLに送られている――ずいぶん大胆な予測ですが、そうい
う可能性も100%否定しきれないのです。
 1997年7月20日――NASAは7月4日の着陸地点から
送られてきた写真とは別に、パスファインダーからのもう一枚の
写真を発表しています。この写真にはラクダのコブのような2つ
の峰――これは「ツインピークス」と呼ばれる峰が写っているの
です。添付ファイルをごらんください。
 ホーグランドは、このツインピークスが、シドニア地区のピラ
ミッドであると主張しているのです。7月22日、NASAはこ
の写真について、アリゾナ大学のピーター・スミス教授を通じて
次のコメントを出しています。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  ツインピークスの右側の山の中腹に水で削られた跡と見られ
 る窪みが発見されている。(中略)パスファインダーの着陸地
 点は、かつて大洪水に見舞われている。

  これは、丘陵地帯の拡大写真です。ふたつある峰のうち、北
 側(右側)のものです。この写真には頂上部分しか写っていま
 せんが、頂上部分の下もいくつもの層が折り重なった構造であ
 ることも考えられます。     ――ピーター・スミス教授
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 スミス教授のこの発言を踏まえてNASAは、着陸地点には、
かつて洪水が起こった痕跡が残されているのが確認されたと発表
したのです。しかも、そのさいに流出した水の量は、なんと地中
海を満たすほどの規模であったというのです。
 添付ファイルの写真の2つの峰を見てください。向かって右側
の峰は洪水による損傷はひどく、土砂崩れでも起こしたように崩
落しています。しかし、崩れながらも峰は残っています。
 これに対して左側の峰に至っては、洪水による影響をまったく
受けていないように見える――いずれにせよ、地中海を満たすほ
どの水がきたら何もかも流されて平地のようになってしまうはず
なのに、これら2つの峰は残っているのです。堅牢に造られたピ
ラミッドであったからこそ残ったのではないか――これがホーグ
ランドの考え方なのです。
 スミス教授はこれらの峰を「頂上部分の下もいくつもの層が折
り重なった構造」と述べていますが、これはピラミッドの構造そ
のものではないかとホーグランドは主張するのです。もし、2つ
の峰がピラミッドであるとすると、パスファインダーの着陸地点
は、やはりシドニア地区ということになるのです。NASAは、
なぜそんな大事なことに沈黙しているのでしょうか。
 もうひとつ、パスファインダー(MPF)とその1ヶ月前に打
ち上げられたマーズ・グローバル・サーベイヤー(MGS)に関
して奇怪な事件が起きていることをお知らせしておきます。
 1997年6月25日――ロシアの宇宙船ミールが事故を起こ
した日のこと――NASAの上級プログラム・ディレクターを務
めていたガーガン・レイ博士が、メリーランド州ポトマックの自
宅近くで変死体となって発見されたのです。
 しかも、その数日前、カルフォルニア州のパロ・アルトにおい
て、MPFのコンピュータ制御を担当していたエンジニアが、ス
タンフォード大学近くの高級住宅街の立ち木とフェンスの間に挟
まって死体となって発見されたばかりだったのです。
 さらに、MGSの35歳の女性プログラム・マネジャー、メア
リー・K・オルセンが、JPLに出向後に非常に珍しい病気で急
死しているのです。
 NASAの職員が、MPFの着陸と前後して不可解な死を遂げ
ている――しかも、探査機の航行などに深く関わっているプログ
ラム担当の部署に所属する職員が、立て続けに3人も不審の死を
遂げたというのはどう見ても尋常ではないです。
 どのように考えても、NASAは火星に関して発表していない
多くのことを握っています。問題は、なぜそこまでして真相を隠
蔽しようとしているのか――その理由は何かです。
 火星のシドニア地区には人工物が存在している。それは超古代
文明の遺産の一部である。NASAはその事実を公表すべきであ
る――リチャード・ホーグランドはマスメディアを通じ、批判を
繰り返したのです。これに対し、NASAはその批判を払拭すべ
く、はじめて動いたのです。明日のEJでそのことについて詳し
く述べることにします。     ・・・[火星の研究/21]


≪画像および関連情報≫
 ・写真A
  ツインピークスの全体像
  写真B
  2つの峰の右側の部分をクローズ・アップ
  写真C
  ぼやけているが、黒い構造が規則的に並んでいる。

ツインピークス.jpg
posted by 管理者 at 03:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 火星の研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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