人面岩はひとまずおき、ディピエトロとモレナーが発見した巨
大なピラミッド状の構造物についてお話ししたいと思います。こ
のピラミッド状の構造物は、人面岩から南西に16キロ離れた場
所にあるのですが、発見したディピエトロとモレナーの頭文字を
とって「D&Mピラミッド」といっているのです。
シドニア地区における人面岩とD&Mピラミッド――これら2
つは明らかに異常構造物です。D&Mピラミッドを中心に半径を
16キロとして円を描いたとします。この円内に入る範囲の面積
はおよそ100平方キロになります。
1億5000万平方キロの火星の全面積のうち、この100平
方キロというごく限られた範囲内に、2つの異常な構造物が存在
する可能性は150万分の1という確率でしかないそうです。そ
れにこの範囲に入る面積の中には、人面岩やD&Mピラミッド以
外にも特異な構造物が存在するのです。つまり、異常構造物がご
く限られた場所に集中して存在しているわけです。
このD&Mピラミッド――実は5面体なのです。しかも、単な
る5面体ではなく、底辺は見事な左右対称の5角形なのですが、
底辺を挟んだ2組の斜辺の長さが異なるのです。つまり、短い3
辺と長い2辺で構成されているのです。短い辺は約1.5キロ、
長い辺は約2.6キロであり、ちょうど将棋の駒のような格好を
しているのです。(添付ファイル/写真A)
さらに南側の三角形の斜面とは反対の北側の斜面は、真ん中の
稜線が一直線ではなく、途中で三叉に分かれているのです。それ
でいて、左右対称のバランスを保っているのです。このように、
左右対称の斜面を持ち、なおかつ向かい合った2つの辺の長さを
同じにし、頂点には左右対称の三叉構造を長さ数キロに及ぶ地形
として生じさせることなど自然界にはあり得ないことなのです。
D&Mピラミッドを形成する辺の比率は1:1.6となってい
ます。これは、黄金分割比と一致します。線を2分するさい、美
的効果が最大になるとされる比率です。レオナルド・ダ・ヴィン
チはこの比率を具現化し、「正方円内の男」という作品を残して
います。この絵画は、正面を向いた裸の男が正方形と円に内接す
る形で描かれています。
芸術家にして科学者であったダ・ヴィンチは、人間の体の美し
さに感動し、その美しさの根源が幾何学図形である正方形と円に
内接するプロポーシヨンにあると考えて「正方円内の男」を描い
たのです。これを「神聖のプロポーション」というのです。
この「正方円内の男」は、正面を向きながら左右の両腕を水平
にした状態と、少し斜め上に上げた状態を重ねて描いており、同
時に両足を閉じた状態と少し開いた状態を重ねて描いているので
す。この場合、両腕は正方形に両足は円に内接しているのです。
添付ファイル/写真Bをごらんください。
これら2つのポーズのうち、両腕を水平に伸ばし、かつ両足を
開いた状態を考えると、頭と両手、両足を結ぶ直線は、左右対称
の5角形を形成するのです。D&Mピラミッドはまさにこの形を
している――すなわち、人体の構造をあらわしているのです。
このように、火星の地表には、人間の顔をあらわす人面岩と人
体の構造をあらわす1:1.6の比率のD&Mピラミッドが存在
するということになります。
D&Mピラミッドを中心に半径を16キロとして円を描いたと
き、その円内には人面岩やD&Mピラミッドだけでなく、他にも
異常構造物が存在すると述べましたが、それらの構造物について
明らかにしておくことにします。ホーグランドによる発見です。
人面岩から西に数キロのところに一部が壁で囲まれたように見
える構造物があります。壁は真っ直ぐであり、南東の角では2つ
の壁が「逆くの字形」でつながっています。この形状が外敵を防
ぐ城壁に似ているところから、ホーグランドはこれを「要塞」と
名づけているのです。
しかし、この「要塞」は後にMGS(マーズ・グローバル・サ
ーベイヤー)が撮影された画像により、全てが光と影の造形、す
なわち、幻影であったことが判明しています。何しろ写真での判
定なので、こういうことも起こり得るのです。
続いて、その「要塞」の西側に三角のピラミッド状構造物があ
ります。その白く輝く2辺の長さはいずれも約1.6キロと推定
されるのですが、これらの2辺に相対するかのように、少し離れ
たところには、まるでギリシャの神殿を思わせる構造物が認めら
れるのです。それらは、長方形の連続を基調とした構成で、4キ
ロから8キロほどの区画の中にすべて収まっているのです。
その構成はまさしく都市構造そのものであり、ホーグランドは
「シティ」と名づけているのです。中心部には、5つの構造物が
サイコロの「五の目」のような形で配置されており、東西方向、
南北方向に走る道路のようなものも認められます。
この「シティ」の東10キロのところに人面岩があります。シ
ティと人面岩の間には何の障害物もないのです。つまり、シティ
から人面岩ははっきり見える位置にあるのです。人面岩の中心部
に定規を当ててみると、口の部分を通過して延びた直線がシティ
の中心部に達するのです。
このように、シドニア地区に集中する構造物群には、数学的・
幾何学的概念が介在することが明らかになっています。それは、
火星地表に存在する特異な構造物群が自然現象で作られたもので
はなく、人工構造物であることを示す証拠なのです。
具体的にいうと、シドニア地区のそれぞれの構造物、あるいは
複数の構造物の間には特定の位置関係があります。これは19.
5度といった特定の角度で表されるものです。つまり、それぞれ
の構造物が内包する角度やお互いの距離は数学的要素に満ちたも
のなのです。したがって、そこに数学的な分析が不可欠になるの
です。このようなものが自然現象でできるはずはないのです。
しかし、一番情報を握っているNASAは、いかにも常識的な
発表しかしていないのです。したがって、ホーグランドのシティ
なども、相変わらず「光と影のいたずら」だというのです。
・・・[火星の研究/18]
≪画像および関連情報≫
・写真A:5角面体のD&Mピラミッド
・写真B:ダ・ビンチの「正方円内の男」
・写真C:シティの全貌
2008年07月31日
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