博士は記者会見のさい、次のようにいっています。
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・・・数時間後に同じ地域を撮影した写真には、このような構
造物はまったく写っておらず、ごく普通の台地が写っているだ
けでした。 −−ジェリー・ソフェン
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前回にご紹介したディピエトロとモレナーは、ソフェン博士の
発表を裏付ける写真を徹底的に探したのです。その結果、彼らは
それに該当するものを発見しています。しかし、その写真は真っ
黒で何も識別できなかったのです。
確かにそういう意味ではソフェン博士のいうように「このよう
な構造物はまったく写っておらず」はウソでないといえます。し
かし、これは撮影した時間が夜であるから当然なのです。という
のは、写真「35A−72」が撮影されたのが午後6時のことで
すから、それから「数時間後」は夜になってしまい、何も見えな
い暗闇を写しているに過ぎないからです。暗闇なら人面岩だけで
なく、他の何ものも見えないからです。
なぜ、NASAはこのような児戯に等しいウソをつくのか――
ディピエトロとモレナーは、NASAが「光と影のいたずら」で
あるとする問題の写真「35A−72」を処分せず、それを残し
ているのは本音はその逆であると推理し、他にも人面岩を撮影し
た写真があるはずと考えてヴァイキングからの写真を探したので
す。そして写真「70A−13」を見つけたのです。
「70A−13」は70回目の軌道周回において撮影した13
枚目の写真ということを意味しています。「70A−13」は、
添付ファイルの写真Aをごらんください。この写真は「35A−
72」と比べて、当たっている光の角度こそ違うものの、はっき
りわかるかたちで人面岩が写っているのが確認できます。
この「70A−13」についてもSPIT解析を行ったところ
人面岩が立体構造物であることが確認できたのです。つまり、こ
の人面岩は「光と影のいたずら」などではないことがはっきりし
たのです。
確かに風に吹き飛ばされた砂によって、地表にさまざまな凹凸
ができることはよくあることです。しかし、それが左右対称とな
り、目や鼻がつくという偶然はほとんどないといえます。ディピ
エトロとモレナーは、シドニア地区の人面岩一帯の1000キロ
平方メートルについて、「70A−13」の写真を使って、もう
一度ていねいに見直す作業をはじめたのです。そして、もうひと
つの驚くべきものを発見することになるのです。
それは、人面岩の下方16キロ離れた地点にあるピラミッドを
思わせる構造物(○印)です。それは、1.6キロ×2.5キロ
という巨大なものであり、四面に急斜面をもち、人面岩と同じよ
うに左右対称形をしていたのです。
実はビラミッドに似た構造物の発見はこのときがはじめてでは
ないのです。1971年に打ち上げられたマリナー9号がエリシ
ウム平原を写した画像にピラミッドを思わせる構造物が写りこん
でいたのです。ちなみに、エリシウム平原は人面岩のあるシドニ
ア地区のちょうど真裏の位置にあるのです。
ディピエトロとモレナーの発見は米国の天文学協会の月例会議
に招かれたことから有名になり、マスコミにも名が知られ、セミ
ナーには世界中の天文学者が集まるようになったのです。これに
気を良くして、2人はヴァイキングから送信されてきたモノクロ
写真に色をつけて、カラー分析を施してみたのです。
その結果、さらなる発見がもたらされたのです。それは、もっ
とも暗い部分である人面岩の眼窩のなかに、瞳のある眼球らしい
ものがはっきりと見てとれたことです。添付ファイルの写真Bを
ごらんください。
ディピエトロとモレナーは、これらの分析結果を世界中の地質
学者に送り、専門家としてさらなる分析を期待したのですが、そ
の期待は裏切られてしまうのです。それは、火星地表に見られる
人工建造物らしきものを論拠として、火星に知的生命体が存在す
る可能性を探るというやり方自体が、地質学界に受け入れられな
かったのです。
もともと地質学界と生命科学学界とは昔から折り合いがわるく
水と油だったのです。だいいち、「火星に生命が存在する可能性
を探る」というヴァイキング計画そのものに地質学界はソッポを
向いていたのです。
かくして、ディピエトロとモレナーの画期的な発見にもかかわ
らず、火星の人面岩論争はまるで冷や水を浴びせられたように関
心が薄くなっていってしまったのです。なぜなら、地質学界が何
の反応も示さなかったため、火星の異常構造物は自然の作用によ
るものであるという暗黙の合意が、アカデミズムの世界でできあ
がってしまったからです。
火星の地表に異常な構造物が存在する――アカデミズム全体で
はほぼ完全否定であり、それが常識的とされています。もし、あ
なたが学者であるとした場合、この説に同調している限り、常識
的なまともな学者とみなされます。一度できてしまったアカデミ
ズムの合意をくつがえすほど困難なことはないからです。それに
一番情報を握っているNASAは一貫して火星の異常構造物につ
いては全否定なのです。
しかし、一貫して火星の異常構造物を人工のものと主張するリ
チャード・C・ホーグランドは次のようにいっています。
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私ははっきりと指摘しておく。人面岩およびディピエトロと
モレナーが発見したピラミッド状構造物は、決して自然の作用
でできたものではない。しかも両者には明らかに因果関係があ
る。その因果関係を解き明かす鍵は、火星表面の「都市遺跡」
構造物にあるのだ。 ――リチャード・C・ホーグランド
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・・・[火星の研究/16]
≪画像および関連情報≫
・写真A ・・・ 「70A−13」
・写真B ・・・ 人面岩の眼窩内に見られる眼球と瞳。これ
はどう見ても人間の目以外のものでない。
NASAは隠しているようですが、
チャネリング情報
地球の謎解き
http://sora.ishikami.jp/
で知らされることと写真の事実は一致しています。
ブログにまとめてみましたので参考になさってください。
http://soraoooooo.blog84.fc2.com/blog-entry-110.html